2006年3月16日

モーニングコールで起きて6時からだという温泉に入る、未だ真っ暗でした。露天風呂に行ったら雨、えっ、雨だ、風も強そうでした。今日の予定は舟で五島へ、取り合えすホテルを出発して長崎港へとバスは走る。ハウステンボスがよく見えた。車中で添乗員は真っ青、それもその筈、高速船ジェットフォイルが欠航とか、長崎港に着いた頃は雷までお出迎えでした。仕方なくフェリーに切り替え予定も変えて宿泊先の上五島へと言うことになった。朝から欠航続きでターミナルは人でごった返していた、ようやく乗れたフェリーの中で急遽仕入れた弁当が配られ、枕を抱えて横になる、フェリーの客室が床にごろり、こんなフェリーは初めてでした、やはり日本かな、ブランケットは数が無くあっという間に無くなっていた、何とか横になれる場所を確保して先ずは遅いお昼を済ませた。ミチコさんが暑い熱いと服を脱ぎ始めたがそれでも暑いと団扇を借りたりしていた、出発しても内海の時は何でもなかったが外海へ出たらさあ大変右へ左とローリングは未だ良いがピッチングやら浮いたり落ちたりとひどい船旅3時間、気が付けばミチコさんはすっかり船酔いでトイレから帰らずでした。窓から見える水平線が上がったり下がったり通路も真っ直ぐ歩けない状態でした。上五島の奈良尾港に予定より20分ほど遅れて到着、バスに乗り込む。10人以上の女性がひどい船酔いだったようです。島の道路はかなり整備されて快適なドライブでした、急な要請だったけれど地元のベテランのガイドさんの軽快なリズムで真っ青だった船酔いの人達もようやく元気を取り戻したと夜になって聞いた。明日の予定の塩工場へ行った、海水で出来た塩はとても美味しくおむすびの顔が浮かぶほどで、ついついお土産にと買い込み宅急便で送ることにした。矢堅目の展望台は風が強くて危険というのでこれも取りやめ、海賊が横行していたときの見張りの役目の矢堅目と言う話で終わり、早めにホテルへ入った。ホテルはビジネスホテルで殆どがシングルで私もミチコさんもシングルルーム、男性3人は畳の狭い部屋に押し込められた風でした。ここでもグルメと言うことで和洋折衷のおいしい夕食が出た。刺身やらブイヤベース・ローストビーフ・に最後はデザートが出るコースでした。もうもうお腹が一杯で部屋に帰ってもみんな飲む元気もなく早々と解散、私もバスタブに湯を張ってしっかり汗を流した。明日はいよいよ旅の最後だが予定はどうなるのか。

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