晴れ、5時に目が覚めた、そうっと起きたがまもなくYさんも起きた。朝食はアメリカンスタイル、なんたってホリデイ・インです。しっかり朝食を取る、生ハムもチーズもパンもおいしい。8時半、みんなで駅前の旅行案内所へ行く、4人は古城巡りのツアーを9時出発のバスツアーに参加する。IさんとSさんは別行動。1日43ユーロ、ただし、城の入場券は各自別払いです。小型の四輪駆動で日本人の老カップルとアメリカ人カップルに私たち四人、私は助手席でした。ドライバーは女性でした、日本語は出来ないけど、英語は?と聞かれて、リルビットと答えたら、英語で説明をしながら運転した。いよいよロワールの古城めぐりです、全部で43ぐらい有ると聞いていますがその中の代表的な物が有る5つを廻ります。最初の城はビランドリー城、ここは幾何学模様の庭園が有名です、しかも水の庭園・装飾樹木庭園、装飾菜園の3つで構成されており、城のテラスや塔から全景を眺めることが出来た、ひとり4ユーロ。次はアゼ・ル・リドー城、アンドル川のほとりに佇む華麗な城です。今年の春に二週続けての世界遺産で見ているけれど、やはりこの目で見るのは格別です。こじんまりした城の周りの池に親子ずれの鴨が居た。
ここで、TOURSに一週間滞在の予定と言う日本のカップルは車から降りた。私たちはそのまま又TOURSの駅前の案内所前で、昼食後1時半出発と降ろされた。代金に昼食代が入って居ないことを知っていたが、おお、こんな形になるんだと、あわてて近くのレストランに入る。あまり時間はないからおおごとなものは頼めないし、そこはイタ飯屋だったので串焼きとサラダを2・2でとり、それぞれを半分ずつ食べて丁度時間となり午後の出発となった。午後は、ドライバーが男性に変わった。東洋系のカップルが乗っていた。はじめにシュノンソー城へ、川の中に立つ初期ルネッサンスの香り豊かな建築のようです、ひとり8ユーロ。約1時間、広い城の中を歩きまわる。続いての城はアンボワーズ城、ここはドライバーが団体割引の入場券を買ってくれた、それでもひとり7ユーロです。ロワール川を見下ろす要塞としての城だったのが、イタリヤ遠征から帰ったシャルル8世がルネッサンスの粋を集めた華麗な城に改築したようです。巨大円塔ミニムの塔は馬でも馬車でも登れるようにらせん斜路になっていました、この手はスペインでも見たことは有ります。しかし、この城は子孫が貧乏になり、高価な家具やら、装飾された石まで売り払って、中はがらんとしていました、ようやく、国が買い取り維持しているがゴブランのタペストリーは虫食いでした。最後に、この城のすぐ側のクロリュッセ城へ行く。かの有名なダビンチが死ぬまでここに住んでいたそうです、彼は死語先ほどにアンボワーズに眠っているそうです。城はダビンチの博物館となっていて「モナリザ」もあったし、彼の発明品がたくさん展示されていて、広い庭園には発明品の模型など有って体験も可能でした。ここも研修扱いでひとり6.5ユーロでした。帰りの車は100キロで飛ばし、予定どおり6時25分にセンターに帰って来ました。スーパーで大きなボトルの水を買い、ホテルへ帰る。夕食はホテルでと7時半にレストランへ入る。肉か魚か、肉を選んだらステーキだという、ミデイアムかウエルダンかと聞かれてミデイアム二人ウエルダン二人としたが、全部ウエルダンでしかも焦げていた、やはり、ホリデイ・インか。サーロインもこれでは台無し、私が焼いてあげればよかった。サラダはとても美味しかったので良しとするか。万歩計は25000、城の階段を上ったり降りたり、さすがに疲れた、手の指先に又帯状ヘルペスが出た。
