2004年2月27日

晴れ。8時出発で松山市内を車窓から見学、伊予絣の工場を見学、伯方の塩入りのアイスがおすすめとガイドさんは言ったが、最近アイスはお呼びではなく車内で水代わりのポンカンを買う。私は絣地のしおりを買ったが善ちゃんは猫好きの次男坊の為に猫を買った。こんな時栄ちゃんは気が利かない。9時出発で内子町へと走る。右手に瀬戸内海、左は西日本最高の山、石槌連山の頂上もしっかり見えた。内子は和ローソクと和紙の町で、その古い家並みが重要文化財保存地区となって、修復に3億掛かるという本家の家が有ったが、自己負担は1割だそうです。町並みを歩いていて壁に穴が開いていたりするのを見かけたが、修復届けが受理されるのに2年は掛かるそうです。家には人が住んでいるので普通なら資料館でいろいろとみれるはずだったが、あいにく月・金がお休みとか、こんな観光地も週休2日です。生活の知恵と言われる縁側は折り畳み式でその合理性に感心。大江健三郎氏と伊丹十三氏はこの地の出身と知った。30分ほど散策した後、山また山の高速道を走り宇和島に向かった。内子は白壁の町でしたが、車窓から見る宇和町はべんがらの赤い壁が多く、また雪が多いので(一寸びっくり)雪止めが付けてあった。近くにスキー場も有るとか。文化の里卯の町を通る。開明小学校が有る町です。みかん畑・とんねる・豊後水道を見てまたとんねる・ミカン畑とバスは走る。道路際の立派な図書館が見えた、吉田町で、ここは昔吉田藩、藩主は赤穂の殿様と一緒に接待役をした人でした。真珠の養殖をしている地の真珠会館でお昼は漁師の食べ方で鯛飯を食べる。鯛茶漬けのようにしてお茶の代わりが醤油あじのつゆです。胃の無い善ちゃんはちょっと辛かったようです。12時半次の目的地四万十川へとバスは走る。とんねるを抜けて「岩松川は野山をかけめぐるひとすじの川」ではじまる、獅子ぶんろくの「てんやわんや」の舞台となった地、津島町を通る。映画のロケもここでやったそうです。内子町も火曜サスペンスで片平渚と船越英二の写真が飾って有ったが、津島町はとらさんの映画にも出たそうです。昔の宿場町だそうです。2時半に四万十川についた、舟下りと言っても海に近い河口(水量の関係)を30分ほど行ったり来たり、その間に芝漁と投網をみせてくれたが蟹が1匹取れただけでした。記念写真を撮ったがもう買う人は少なかった。4時前、高知を目指して海岸線を走った。太平洋を土佐の人は家んちの海(土佐湾)と言うそうです。天気も良く眺めは最高でした。6時過ぎようやく土佐市内に入った。宿は阪急ホテルでした。官庁街の大通りに面していて、すぐ側に県庁、市役所、高知城が有りました。ライトアップされているので食後にどうぞと言われたが、結局みんな寝てしまった。半日ふくらはぎが筋肉痛だったのでバスタブに熱めのお湯を入れてじっくり浸かった。

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