晴れ、日曜なので朝食は7時からでた。観光客はそんなことは知らないからみんな集まってきてドアの前で大混雑でした。今日は4人でグリニッジ天文台とその周辺に立つ朝市が目的でした。グリニッジはいつものゾーンの外側にある上5月にオープンした路線ドックランレールを使う、先ずはランカスターゲイト駅のサービスマンに聞いてみる。地図を見せて4ゾーンのワンデーチケットを£4.50で買う。地図の説明をしても判らないと思うがホテルの側の地下鉄はセントラルラインです、ボンドストリートでジュビレーラインに乗り換える、ロンドンノ地下鉄は常にワンウエイ、こんな乗りやすい地下鉄は超ありがたい、ただし駅名が読めない人は駄目です。カナリーワーフでドックラインに乗り換えてカテイーサークで降りる。テムズ河を船でも行ける、カテイサーク号が展示されていた。町を抜けて小高いところに公園が有りその中にグリニッジ天文台が有った、今は博物館として。学生が遠足で来ていた。夏の夜の星座のプリントのTシャツを買った(中国製では無い)。その後駅前の朝市を覗く、別名泥棒市と呼ばれている、バッグの位置の点検などして市場を歩く、買いたい物は無かった、無事通過。時間に余裕が出来たのでウインザー城へ行くことにした。パデイントン駅から乗れと言われているのに、ウオータールーからでも乗れるとNさんが言った。私達はつい、マルセイユの出来事を忘れていた。とにかく時間を見ようとコンコースへ出た、表示にたしかにウインザーと出ていた。何番線?と聞いたら2番線だという、しかも後3分で発車だという。結局昼食も取らずに乗り込む、Nさんが前が良いとどんどん前に行く。乗り込んでから、手持ちのオレンジだのマフィンが昼食代わりとなる、いつものパターンです。50分ぐらいで着くというのにいっこうに着かないまま、1時間ほどして終点になった、窓から見てもよく解らないまま動き出したのは後ろへ、つまり戻り始めた。今思えばそのまま戻れば良かったのだがひと駅で降りた。日曜日の午後、駅前はみんなクローズ、去年のフランスを思い出す。地下鉄の地図は持っていたが列車の時間表も地図も無かった。駅の壁のTrain
Conectionで列車は30分に1本と言うことも判り、途中で分かれる路線だと言うことも判ったが何故ホームが違ったのか判らないまま30分後の列車に乗り、戻る。ウインザー城は4時までだから元のパデイントンへ戻っても間に合わない。列車を待つホームでYさんがいきなりヘルプポイントと書かれたボタンを押した、ポーポーポーと鳴り出して吃驚した。Yさんは英語が苦手ですというより全然判らない、私は救急車かパトカーが来るかとはらはらしたが、これまた日曜日、のどかでは有るが変な話です。後日談で罰金物だよってIさんがいった。とにかく今日はこれまでとあきらめて帰ることにする。地下鉄を降りたら6時半だった、そのまま近くのレストランで夕食、ビールはおいしいです、ほろ酔いでサマータイムではあるが、未だ明るい公園の中を歩いて9時にホテルに帰る。リスがあちこちでなにか食べている。
2003年6月15日
