6時起床、晴れ。トランクの鍵をかけて早めに朝食、8時前にホテルを出て旧市街地へ行く。昨日プチトレインで見た場所ですが、馬鹿ですね、地図をトランクに入れてしまった、私だけかと思ったら全員でした。9時に駅なので1時間しかない、30分歩いて駄目なら戻ろうと帰りの道も確認しながら、Yさんがこっちと言う方向に向かってみんな早足、もう駄目かと思ったときプチトレインの通り道を思い出す、有ったあ。旧市街地はケベックの木組みの家が有名です、早速写真を撮る、壊れ掛かった教会セント・マーチン他ぎりぎりまで歩いてホテルへ戻る。トランクを引いて9時過ぎに駅へ、何てったってホテルはまるい駅の側です、道をへだててもうホームです。9時47分発カン行きの新幹線です。昨日ブロアからの帰りにSさんの指導で座席の予約を取ったのです、ホームに有る機械で初体験、チケットにパンチを入れた。このチケットは私の戦利品です。トウールからルマンまではローカルですが、ルマンで新幹線TGVに乗り12時50分レンヌに着いた。ホテルまでたいした距離ではないとSさんは言ったが、トランクもあるしタクシーをとタクシー乗り場に来たが1台しかいない、先発隊が行った後待っても待ってもタクシーは来ない、もしかしたらと話していたらやっぱりさっきの車が来た。近くで荷物が有ると言ってもチップ付きで5ユーロは良いらしいです、みんな昼飯と手で食べる真似をしていた。ともあれ、全員ホテル・アン・ド・ブルターニュ(三つ星)に着いた。チェックインは未だなので荷物を預けて、近くのスーパーで昼食、オレンジソースのダックを食べる。ポテトは可愛い新じゃがで珍しく私もたくさん食べた。ひとり10ユーロでした。午後、チェックイン出来たのでトランクを部屋に入れて明日の下調べに駅まで行くことにした。駅まで歩いたが何を勘違いしたのかNさんは靴を替えて出てきた。今度は空身だし地理を覚えるためにも歩きとなる、地図もちゃんと持った。バスも国営だから駅の近くに有ると聞いてきたが、駅とは別棟でバスの発着場も有った、新宿と同じです。チケット売り場とバスの乗り場を確認して、今度はパリ行きの新幹線の座席の予約を取る、レンヌ発パリ行きをなんと無事取れた。パリは終着駅がたくさんある、レンヌ発のパリ到着駅はモンパルナスですが、パリからリヨンへ行くのはパリのリヨン駅発、レンヌででは買いにくい、窓口の人が英語が分からないと逃げてしまうから、じゃ、これはパリで買うことにして、町へ繰り出す。Nさんは足が痛そうです、みんなスニーカーなのに彼女はサンダルパンプスを履いている。スニーカーが嫌いだそうですが、ヨーロッパの石の道はスニーカーが一番です。とある、シューズショップでとうとうNさんを店に入れた。彼女の足は少々大きいので海外で買うのがベストなのです、かくいう私も必ず靴を買って帰る、サイズだけではなく履き心地が良いからです。靴の歴史が違うんだといつか娘に言われたことが有って納得でした。1時間近くかけてようやく靴を買い履き替えて出発、なかなかデザインの良いものをゲットした、靴下も買ってのことだが、良さそうなのでついでに私も買った。会計のだんになってカードがエラーとなり現金で買ったようですが、店のオーナーは私たち全員に靴下を1足ずつ呉れた。ようやく安心して旧市街地に繰り出す、ここでも木組みの家並みが目玉でした。
前の日にバックパックが底抜けになった私は先ずザックを買った、同じデザインの色違いをMさんもYさんも買った。肩が痛いと言いながらNさんはやはり買わない。遅い時間にしっかり昼食を取ったので、夕食は簡単にとホテルの側の市場でサクランボを1キロ買い、サンドイッチと飲み物を買い、Mさん達の部屋で明日の相談をしながら4人で食べた。Iさんはやはり疲れが出たそうで早々と寝たようです。サクランボは1キロで1000円弱、この季節ヨーロッパは果物が安くて美味しいのです。8時過ぎ部屋に戻るがバスタブの中のお湯は熱くなかった、万歩計は21000歩。
