2002年9月3日

一晩中喋っている部屋が有って、結局眠れないまま3時半に起こされる。顔も洗わずバスに乗る。木島平自体がもうすでに標高500メートル地点で、そこから萱野平(標高1700メートル)まで40分ぐらいと云っていたが実際には50分かかって到着した。真っ暗な山道は新潟へ抜ける山道、冬場は閉鎖されるらしい。途中からは舗装された獣道を通り目的地の萱野平に着いたときは空が少し明るくなってかすかに雲の間から日が射していた。俗に言うご来光を見せたかったらしい。寒いと聞いていたが連日35度の木島平で上に上がっても寒くなかった。もう一つの目的は獣道でもしかしたらなにか動物が(りす・鹿・熊等)出るかもと期待したが帰りにせきれいを2度見ただけだった。初めの目的はここで作られている大根が今日本一と折り紙付きだそうで1本100円也の大根を各自欲しいだけ掘った、私は生まれて始めて大根を抜いた。安いが大きな大根をそんなに持って帰れない、とにかく3本抜いた、来ない人のために伊藤さんは余分に5本抜いていた。獣用に電流の流れる鉄条網が張り巡られていたがこの地は冬場8メートルの雪が積もると聞いてびっくりした。想像もできない雪の量です、この辺は世界でも有名な降雪地帯です。1本洗ってみんなで食べる、皮は辛いが中は甘みが有った。大根を車に積んで畑を後にする、しばらく走った後、ぶなの森林地帯を歩く、樹齢300年のブナの木はドラム缶500本の保水量とか、樹齢500年のブナの木は3人が手を広げて丁度でした。雪解けの5月頃は木に耳を当てると水を吸い込む音が聞こえるそうです。体がひんまがるようなヘヤピンカーブをいっきに山を降りてきた、がそのままズッキーニの畑に出てきた。昨夜夕食に出ていた物だが刈り取りの手伝いをする、体験なのだが茎を痛めると後が困るというので、刈り取ったものをそっと箱詰めにするのを手伝う、それでも間に合わずひとりひとりまるでブーケのような形になるまで手で持つ、花も食べられるのでズッキーニの緑とカボチャの花のように大きな黄色い花はとてもきれいでした。朝食は7時半でしたが、民宿に戻ったのがもう7時半を過ぎていました。オーナーはそれから大根をきざみ味噌を添えてみんなに出した。とても美味しかったです。9時出発でまたもや椎茸狩りとキュウリとが待っていましたが、雨が降らないのでしいたけが育たないらしく体験は不可能とか、あり合わせのしいたけの袋詰めを貰ってお詫びの印とか云ってリンドウの花畑で15本も取らせてくれた。キュウリは成長が早いので朝夕2度取るそうです、一人30本各自はさみとかごを持ってキュウリの畑に入る。汗びっしょりで働くはたらく、主婦は新鮮な野菜に弱い事が証明されました。民宿に戻って荷物の整理をする。だいこんとか思い物を箱詰めで宅急便にした人も居た。ズッキーニと大根の支払いなどして11時いよいよ民宿とお別れ帰路につく、小布施の岩松院(福島政則の菩提寺)を見学して昼食の後北斎会館の近くで自由時間を取り3時過ぎには帰路につく。途中2度トイレ休憩をとり6時半予定どうり草加に着いた。ほっとする、無事に帰った。途中横川で私はいつも釜飯を買う、それが今夜の夕飯となる、出掛けたときのお決まりのコース。さすがに火曜サスペンスを見たあとそのままダウン。

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