2002年6月13日

ニース駅ホーム             車窓の風景

マントン市内              モナコ宮殿から見たモナコ市内

目覚ましを6時にかけたが鳴る10分前に起きていた。汗で頭がカピカピ、洗面台でシャンプーするが、最近のヨーロッパはリンスが置いてない、洗っても髪はソフトにならない。今日も朝からピーカン、薄手のシャツを着る。暑いと云うより寒いと聞いていたので着る物がない、洗っては同じ物を着る。朝食を済ませて8時20分ホテル出発、本日は世界の車窓の体験版としゃれこむ。今日はまだレールパスを使わないので普通に乗る、トンネルを抜けると海、叉トンネルとまるで伊豆海岸と同じだが海の色が少々違うかな。昨日登った要塞の有った山も見えた。マントンを過ぎて国境が車窓から見えたが9時42分イタリアのバンテミールに着いた。駅からまっすぐ海岸へ歩いて10分、耳に響く言葉はやはりイタリヤでした。大きな市場を見学をして、ジェラートを食べてまた電車に乗る。約30分のイタリア滞在でした。2駅ほど戻りMENTONマントンで降りる、ここはジャン・コクトーの美術館が有る。どうしても行きたいと言う人にIさんがつき合った、後は街を散策、市庁舎の結婚の間がメイン、地図をたよりに街を市庁舎まで歩く、1.5ユーローを払って見学、これもコクトー作品の壁画でした。しかし日本語の説明が有って良く理解できた。途中レストラン物色の命が出ていたのであれがいい、とかこれがいいとか、やっぱりあすこにしようと「コッペリア」という店に入る。言葉が通じずやっとチキンで手を打つたが、足肉二人胸肉二人、4人で1羽食べたようです、なかなかの美味でした。2時に駅集合なので急ぐが山はきれいだし景色の写真も撮りたいし街は坂が多くおまけに石の道だし、よそ見をしながら先頭を歩いていたSさんがつまずいてうつ伏せに大の字、肘がずりむけた。私の傷薬でとにかくまにあわせをしたが、さぞ痛かったでしょう。2時の電車は無いとみんなまた三々五々街へ消える、と言ってもIさんとNさんと私は駅前でごろごろする。駅からだんだん坂で行きはよいよい帰りはきついのです。もう一度電車に乗ってモンテカルロで降りる、そうです。モナコです。これまた山の中腹に駅があり、街は坂道で山にへばりついたようなところです。山と海とが調和してとても美しい所です、グレース・ケリーもこの美しさにほだされたかな?宮殿までバスに乗る、プチトレインが走っているがどこが駅か判らず帰りも乗れなかった。宮殿の中に入ったがグレースケリーの肖像画は2枚しかなかった。入場料6ユーローだが一人一人ボイスカードをもらい日本語で解説してくれた。F1レースのある街モナコを目に焼き付けてバスに乗る。降りる駅も聞かずに乗って乗り過ごして気づいても、もう遅い、大騒ぎする私達に若い女性が英語で聞いてくれて親切に教えてくれた、駅の出口がいくつか有るのは当然だが、見覚えのある階段まで来てほっとする、モンテカルロの駅はトンネルの中に有るが証明がいっぱい付いていてとてもゴウジャスナ駅でした。7時頃ニース駅に戻る、駅で明日から使うレールパスに日付印を押してもらう。駅前の中華レストランで夕食、8時にホテルに帰る。今日は13000歩、Iさんは20000歩いたと言う、いっしょに出掛けてそれは変だというと足が短いからだという。もっともちょこまかとよく動く人では有る。明日はマルセイユに移動する、荷物を纏めて早く寝ようと思うがサッカーのTV観戦でやっぱり12時を過ぎてしまう。フランスが早々と負けたので街は静かです。8年前イタリアに行った時はイタリアが勝つ度に大騒ぎでした。

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