今日はIさんの車で浦和へ行く。Kさんを乗せて7時50分時間どうりのお迎えです。外環の下を通り県庁に車をいれて会場へ行く。約50分で着いた。県社協の人が遅くてまた遅れ講義の始まりだった。今日は実地学習、グループで企画を立てて、外へ出る。私の班はさいたま地方裁判所へ行くことになった。車椅子1台と白杖2本アイマスク2枚、6人が3つに別れてペアを組む。聾者が一人いたので、私も未体験の車椅子に挑戦した。後はアイマスク体験二組、11時40分出発。先ずは腹ごしらえと会場の直ぐ前の中華レストランに入る。しかし、これが2段の階段を上っての入り口です。目ざとく見つけた店員が直ぐに出てきて車椅子を担いでくれた。一寸時間が早かったので店内は空いていた。手話通訳2人と総勢8人円卓に座った、椅子をひとつはずしてくれて私は車椅子ごとテーブルに付いた。車椅子は店の椅子より低いのでテーブルが高く感じた、注文した料理をアイマスクの人は食べるのに苦労はしたがきれいに食べたようだが、冷やし中華バンバンジーは野菜が麺にからまずそばばっかり食べていた。だんだん店の客が増えて店を出る時は店員がかまってくれなかったが外を歩いていた人に声を掛けて助けてもらって店を後にした。県庁の前に有る裁判所まで約10分坂を上りながら、帰りは私が介助するのにこの坂を下るのは大変だなと思った。何故か歩道と車道の段差が20センチ以上有った、それも区切り毎に降りたり上がったり、とうとう車道を行くことにした。裁判所は玄関にスロープが有って出迎えの人が待ってくれていた。20分ほどガイダンス的な説明を受け、一行は法廷へ。
民事はプライバシーとか有るが、刑事事件は原則として傍聴可能のようです、しかし今日のような体験学習で傍聴は初めてと係りの説明が有った。ともかく一件目は判決10分ばかりで終了、2件目は審議とかでTVのサスペンスもので有るように証人が出て、弁護士がいろいろと証言を確かめていた、検事まで行かないうちに時間がきてしまい退廷した。トイレの確認をするのを忘れた。思ったとうり下りの車椅子は押すと言うより引っ張りながら降りてきた。腕が筋肉痛です。発表の整理をグループでまとめ、14班が1班ずつ代表が経過報告をする。この後それぞれの地区で同じ講習のリーダーをするので、みんな真剣によその班の報告を聞いた。浦和の町は障害者が一人では歩けないとみんなで確認できた。浦和だけでは無いと思う。また今日も終了時間が20分も延びた。6時帰宅。へとへとです。
