いよいよ最後の日。前日に頼んで有ったお湯が5時前に来た、50シリングとチップ1$を払って自前のコーヒーを飲む。フライトの関係で6時半にホテル出発となっていたがレストランが6時半からなので7時出発と変更になる。やれやれ。30分で空港に着く。免税で戻ったシリングやら貰ったり上げたりしてとにかく機内に乗り込むヘルシンキ迄約2時間時差1時間でした。Sさんがユーローをシリングと勘違いしてキャビアを買った。25グラム9000円、カスピ海産の上等品のようでした。つまりユーローで85と出ると1ユーローは105円として約9000円です。間違えてシリングで計算すると、約800円、ふたつも買ったらしい。一粒100円だとみんなで笑う。誰にもあげないと言ったがSさんが免税手続きを手伝ったようです。消費税は17%です、手数料を引いても14%ぐらい戻ってくる。せめてもの友情とか。写真交換会の日に持ってくるそうです。ヘルシンキでトランジットは4時間、もう買わないと言いながら、何となく荷物が増えていく。そうだ、でんさんの物がない、あわててフィンランド製の財布を買う。Iさんが機内食で食べた生ハムがおいしいと、買ったので私も買ったが、一応書類を用意してもらう、生ものは取り上げられる事があるから。今回靴を買わなかった私でしたが、素敵なデザインを見つけた、何度か迷ったがついに買った。98ユーロー、うろうろしているNさんを見つけて靴屋さんにまた行く。彼女はサイズ25で日本ではかっこいい靴が見あたらないといつもこぼしていた。丁度お気に入りのデザインが有った、サイズもたくさん揃っている。だって大きい人の国だもん、Nさんは喜んでくれた、この次はドレスをゲットすると約束をした。さも有ろうと用意したセカンドバッグは大きくふくれあがっていた。
2001年6月23日
