3日目。朝はやっぱり5時に起きた。トランクをドアの外に出して6時半朝食を取りに行く。今日は昼食がついていない。いつものことでみんなは解っている。大きなかばんを下げている。食べきれないほど大盛りでテーブルに着く。パンと果物をすばやくカバンに入れる、自分の分だけです。お皿が空になると食べる物を取りに行く、だいたいがバイキング形式だから。これは時間がもったいないからです。レストランを探して食べる物を注文して出てくるまでが大変、先ず2時間は見なければならない。
限られた時間でたくさん歩きたいときはいつもそうするのです。私はついでにゆで卵もゲットした。8時にホテルを出発、昨夜書いた絵はがきをフロントに渡す。バスはまっすぐプラハ城へと走る。遠くから見えたプラハ城は今は大統領の官邸と執務室となっていた。大統領が国内に居るときは大統領旗が揚がる、この日旗は上がっていた。ガイド(ズデンカー)つきで城内を見学、歴史の勉強となるがすぐ忘れるのがつらい。城内にある教会の大きさ、世界遺産となっているが、言ってみれば王達の墓場です。宗教の重みなど感じた。ま 日本も同じだけど、やっぱり歴史が違うかな?城を出て昨日の旧市街地のど真ん中で11時半解散。集合時間は午後2時。さあ、いそげ!先ずは市庁舎の時計塔に登る、入場料は30コルナ約100円。階段を上ってもエレベーターに乗っても同じ値段。はじめの4階までともうひとつまた別のエレベーターで上まであがる。プラハ市内が見渡せる。栄ちゃんの為にぐるっとデジカメムービーで景色をとる。1時間ごとに時計の仕掛け人形が動くのだが、これはたいした事は無かった。浅草の方が大仕掛けだ、けれども作った時代を考えると うーん、やっぱすごいんだね。降りてからまたぶらぶらして「ピザーラ」の店を見つける。6人なので外のテーブルをと言われ思うつぼ。カプチーノ50コルナ約150円で持ち込みのパンを食べる。オペラハウスで記念撮影をしたり、とにかく街の建物はみな元貴族の贅を尽くした宮殿なのだからみごたえは充分。あっという間に集合時間となる。日本からの添乗員が中華レストランなら何処とか言っていて、そこへ行った人は食べて終わりと言っていた。私たちはこうしたと話したら、びっくりしていた。バスは一路空港へ、プラハ城の中のゴールドストリートでガイド推奨のファッションの店で素敵なドレスを買った。デザインが気にいったがあいにく時間が無い、3分有ればOKと言われて試着したらぴったり。思い切って買った。5300コルナ16000円。空港でズデンカーに話したら喜んでくれた、私の大好きな店だとも言った。書類を見せると税金が戻ると言って手続きをしてくれた。サインをして16$戻ってきた。
フライトは約1時間でブダペストに着いた。空港からドナウ河沿いのホテルまで約30分、部屋は景観の良い河が見える部屋でした。ロシアから解放されて12年、やはり新しく建ったホテルは各部屋に新式のセキュリテイボックスが有った。今度はみんなも上手くいったようです。夕食のテーブルワインはさっぱりしたジュース系、デイナーはハンガリー風、コーヒーと言えばエスプレッソーだと言う。カプチーノも有るというので頼んだら、エスプレッソーの上にこんもりと生クリームが載っていた。日本でも時々あるが、生クリームをはずしたら冷たいエスプレッソーがひとすすり残った。
ホテルには温泉が有った、勉強不足で水着を持って行かなかったので入り損ねた。水着を売ってはいたがサイズが無かった、バスタブにたっぷりの湯をはって熱めのお風呂で疲れを取る。私の旅行健康法です。
